Mitchell Zepher とジャーニーミュージアムへ

ミッチはラコタでジュエリー制作を最初に始めたひとりで、その後もずっとラコタジュエリーを牽引してきました。
朴訥として、おしゃべりが下手で、ちょっといいかげんな人柄さえ愛されてきたミッチ。
この10月にミッチと会いました。
一緒にジャーニーミュージアムに行きました。
ジャーニーはネイティブアメリカンのための美術館で、それは素晴らしい展示品を見ることができ、私の気に入りの場所のひとつでした。
でも、近年は様子が違ってきているようで、ミッチはじめラコタの人も戸惑っているようです。
かつては広い庭で、ネイティブアメリカンのイベントを開催したり、キュレーターにラコタの人を雇ったりしていましたが、昨今はイベントもなくなりラコタのキュレーターも見かけなくなりました。
ジャーニーができたころからずっと見てきた私には寂しい変化でした。
ミッチと、ジャーニーの扉の前でお互いにため息をつき、また来年会う約束をしました。
来年、またジャーニーに一緒に行きましょう。
 
ミッチは、ラコタジュエリーの良い時代も悪い時代も巡ることを知っているから、きっとジャーニーの庭先にラコタたちが集まる日がかえってくることを信じているに違いない。
 
私も、そう、同じです。
ラコタ華やかかりし90年代、いつの間にか皆に連絡が取れなくなった時代、やがて一人、また一人と返ってきてくれる今、こんなことを繰り返しながら前に進むことを学びました。
ジャーニーにいた時間、ミッチとこの言葉に出来ない感覚を共有できた気がして、それは嬉しかったです。
写真はかつてラコタの人々のイベントが開催されていた庭です。
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Mike Marshall のジャーマンシルバーピアス

今日は、Webに、Mike Marshallのジャーマンシルバーピアス2点を更新しました。

このブログでも何度か書いたことがありますが、実はジュエリー技術はまずプレーンインディアンに伝わりました。

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<リトルコヨーテブログの過去記事より>

銀細工は、ナバホ族ほか南部民族より先に、北部のプレーンズインディアンに伝わったのですが、プレーンズでは定着しませんでした。 なにしろ、バッファローを追いながら移動を繰り返す民族ですから、定着するのは困難であっただろうと思います。

ですから、彫金技術が白人によって伝えられてから、私が想像するにごく僅かのプレーンズインディアンが昔装飾品として彫金作品(当時はジャーマンシルバーが使われていました。銀は含まれない合金のことです)作っただろうとは思います。

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プレーンズインディアンのジュエリーは装飾が過多でなく、ピシャリと決まった精度の高さを気にするふうでもなく、土着感の強いものが多いです。

もしかしたらそれがジュエリー市場の広がらない原因のひとつかとも思いますが、それを押してなお、どの民族にもない魅力があります。

それが最近、「今欲しいもの」の感覚に近くなったと思っています。

強さ、実直さ、単純さ、痛快さ、そういったものに惹かれる時代になるような気がします。

私感ですが、20年以上をラコタとかかわってやっと掴めた気がする、この、時代に引き寄せられるような感覚。

これからの時代はどのように変化していくのだろうかと考えてみたりします。

私たちがどうあがいても逆らえない変化や、予想もしなかった進路が目の前にあらわれることだってあるでしょう。

だけど、ラコタの本質は変わらない。

これを知るために、これからの10年もラコタとかかわっていこうと思います。

写真は、Mike Marshallのジャーマンシルバーピアスです。

彼もまた、変わらないものを追う者の一人です。

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バッファロー皮のソーイングバック

今回、長年の友、マイクマーシャルに会ってきました。
初めて会ったのはいつだったろう、ゆうに10年は超えていると思います。
最初に会ったころ彼は居留地のミュージアムのキュレーターでした。
そのミュージアムで、ドロシーリトルサンダーのご先祖の作品も見せていただき、いたく感動したことを覚えています。
以来、マイクと懇意になり、ローズバッドに出かけるたびに彼を訪ねていました。
ローカルの情報を得たり、居留地の話を聞いたりして、とても勉強になりました。
マイク自身もそのころから制作活動を進めており、丹念に作られた作品を眺めるのも楽しみ のひとつでした。
そのころから、マイクはラコタの伝統や昔から伝わるゲームなどにも関心があって、話し出すと時間があっという間に過ぎました。
今回は、こんなマイクの作ったソーイングセットです。
実は、マイクのソーイングバッグは2008年に見た事があります。
そのとき、バッファローの骨で作ったニードルを見せられて、とてもほしかったのですが、そのときすでに多くの作品を買っていて予算に余裕がありませんでした。
また、これを果たして、日本で買う人がいるのかな。。と思ったのも記憶しています。
バッファローの骨で作った針ですよ!すごいでしょう?
たまらなくほしかったのですが、その時はあきらめて帰りました 。
その念願のソーイングバックが、今回手に入りました!
バックの中には、バッファローの骨で作ったナイフ、エルクの角のアウル(千枚通し)、ビーズ細工のニードルケース(中の針はバッファローボーン!
そして特筆すべきは、エルクの膠(ニカワ!)です。
ニカワってどうやって?アニマルグルーってなんだろう? その時から興味津々でした。
バッファローの骨のナイフのハンドルはエルクの角です。エルクは、マイクが自分で猟をしたものです。
バッファローの骨もローカルで手に入れました。
居留地の香りたっぷりのソーイングセットです。
ラコタの平原にティーピーの生活観や匂いなどが、すべてこのバックに詰 め込まれているような気がします。
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帰ってきました! HP更新します。

買い付けから戻り、時差ボケも克服し、少しずつHPを更新します。
更新のスピード感がなくて恐縮です。。
いい仕入れでした!
やっぱり、いくつになってもこの仕事好きですね。
楽しみつつHP更新します。
どうぞよろしくお願い致します。
 
 

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毎日誰かと

毎日誰かと会うって刺激的ですね!
季節はすっかり深い秋です。
仕事は順調です。楽しいです!
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順調に進んでいます

おはようございます!

サウスダコタに着いてから、買い付けは順調に進んでいます。
写真が一枚も撮れていないので、今日こそ車を停めて写真をとりたいものです。
昨日の午前中まで雨でしたが、徐々に晴れてきています。
時差ボケか、習慣か、なかなか眠れず、睡眠時間が2~3時間なので、昼間は疲れを引きずっていますが、友人たちと会うと疲れも忘れて気分が高揚します!
一緒に来ている娘は、サウスダコタに着くなり、むさぼるように寝ています。
部屋についてすぐにベッドに行き10分後には寝ている。それも朝まで。
若さか。。それとも、野生でしょうか。 
さあ、今日もがんばります。

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買い付けのための休業のお知らせ

本日13日(金)より、22日まで、サウスダコタに出張のため、店は休んでいます。

帰ってきましたら、オーダーの仕入れ状況についてすぐにご連絡いたします。
お天気はいいようですね!
今回、積極的に組んだスケジュールは満載です。
出発の手荷物はいつもとても少なくてスーツケースはガラガラですが今回は違います。
旅の友がいるというのはなんと心強く楽しいことでしょう!
友がホテルのプール用の水着など用意してますが、そんな時間はないということは教えていません。
いい旅になりますように!

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取り掛かりました!

8月11日から15日まで夏季休業で店を休んでいます。
8月も早、中旬になり、夏はあっという間に過ぎそうですね。

私は、いつも夏の終わりから、年の後半にかけてがぜんやる気のでるタイプです。
今年も、また翻訳に取り掛かりました。
以前、ブログにも書きましたクレージーホース研究の本ですが、一度全部直訳して文章だけワードに残しておいたものに、今回は写真の取り込みをしています。
直訳を再度見直し、意味不明なものはやりなおしです。

もう何年越しかで、のろりのろりとやっているのですが、今年は10月までにきちんと仕上げたいと思っています。
10月に、この資料を私に見せてくれた人に会いにいくからです。
モチベーションになりますね!

まだまだ蒸し暑く、夏は真っ盛りといっていいこの時期ですが、秋が来る気配にムクムクと力が湧いてくるのは、近づいてくるこんな計画のせいでしょうか。

写真は、その人にあう道すがら。

実りの秋になりますように

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暑中見舞いと買い付けのお知らせ

暑中お見舞い申し上げます。

すっかりご無沙汰しております。

毎年前半は、公開するような動きがない最近のリトルコヨーテですが、

今年の買い付けの予定は10月です。

今回は一人ではなく娘と一緒に行きます。

彼女とは数回一緒にサウスダコタに行ったことがありますが、今回も荷物が大きいものになるので同行を頼みました。
10月に行く際、何かご希望のものがあります方はどうぞご連絡ください。

娘と一緒に行ったアメリカで、忘れられないのは、西海岸からロッキー山脈を越え、アイダホ、モンタナ、ワイオミングを越えてサウスダコタを目指した旅です。
ロッキーを越える時は雪で、目の下に広がる雪景色に震えたものでした。

ここ数年、のんびり年を取ろうと、見苦しくない大人でいるべきだと、おとなしい私でいました。
でも、分別臭くなってしまった私に少し疲れてしまいました。。。

ラコタ族には一生関わるけれど、私は新しい何かを始めるかもしれないし、店の形態もどんどん変わってくると思います。

わくわくしますね!暑いからかな

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イヌイット 壁掛け 「アイスホールで釣りをする母と子」

暑くなりましたね~!
梅雨入りをしてからぐんぐん夏が近づいてきた感じですね!
まだ6月だというのに。
さて、ご紹介するのは、イヌイットの作家Helen Roseの壁掛け、「アイスホールで釣りをする母と子」です。
厚い氷に穴をあけて釣り糸をたらす母、母に背負われ毛皮のコートから顔をのぞかせている子供、イヌイットの冬の風景ですね。
北極の動物の毛皮で縁取られたコートが母と子を厳しい寒さから守っています。
Helenは1959年生まれで、縫物を始めたのは8歳からということです。
50年のキャリアをもつ大ベテランです。
Helenは、「私は縫物が大好き。はさみは私の鉛筆と同じ。絵を描くようにはさみを使うの」といいます。
イヌイットの風景をイメージしながら、はさみを入れるHelen
そこで生まれそこで育ち、50年連綿と続く時間を布で風景を描いてきたHelen
この力強さに圧倒されますね。
彼女の息子は、彼女が作ってきた壁掛けの中の一人一人に名前をつけていたそうです。
その小さなエピソードにさえ、Helenの暮らしが見えるようです。
母の表情、子供の好奇心、跳ねる魚、厚い氷、家で待つ家族の顔さえ浮かぶ、これはHelenの上を流れていった風景の1シーンですね。
それは誰もが持つ原風景を(全く違う暮らしをおくってきたにもかかわらず)思い起こさせ、私たちの心を揺すぶります。
もちろん、その技術の確かさは言うまでもなく。
 
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