取り掛かりました!

8月11日から15日まで夏季休業で店を休んでいます。
8月も早、中旬になり、夏はあっという間に過ぎそうですね。

私は、いつも夏の終わりから、年の後半にかけてがぜんやる気のでるタイプです。
今年も、また翻訳に取り掛かりました。
以前、ブログにも書きましたクレージーホース研究の本ですが、一度全部直訳して文章だけワードに残しておいたものに、今回は写真の取り込みをしています。
直訳を再度見直し、意味不明なものはやりなおしです。

もう何年越しかで、のろりのろりとやっているのですが、今年は10月までにきちんと仕上げたいと思っています。
10月に、この資料を私に見せてくれた人に会いにいくからです。
モチベーションになりますね!

まだまだ蒸し暑く、夏は真っ盛りといっていいこの時期ですが、秋が来る気配にムクムクと力が湧いてくるのは、近づいてくるこんな計画のせいでしょうか。

写真は、その人にあう道すがら。

実りの秋になりますように

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暑中見舞いと買い付けのお知らせ

暑中お見舞い申し上げます。

すっかりご無沙汰しております。

毎年前半は、公開するような動きがない最近のリトルコヨーテですが、

今年の買い付けの予定は10月です。

今回は一人ではなく娘と一緒に行きます。

彼女とは数回一緒にサウスダコタに行ったことがありますが、今回も荷物が大きいものになるので同行を頼みました。
10月に行く際、何かご希望のものがあります方はどうぞご連絡ください。

娘と一緒に行ったアメリカで、忘れられないのは、西海岸からロッキー山脈を越え、アイダホ、モンタナ、ワイオミングを越えてサウスダコタを目指した旅です。
ロッキーを越える時は雪で、目の下に広がる雪景色に震えたものでした。

ここ数年、のんびり年を取ろうと、見苦しくない大人でいるべきだと、おとなしい私でいました。
でも、分別臭くなってしまった私に少し疲れてしまいました。。。

ラコタ族には一生関わるけれど、私は新しい何かを始めるかもしれないし、店の形態もどんどん変わってくると思います。

わくわくしますね!暑いからかな

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イヌイット 壁掛け 「アイスホールで釣りをする母と子」

暑くなりましたね~!
梅雨入りをしてからぐんぐん夏が近づいてきた感じですね!
まだ6月だというのに。
さて、ご紹介するのは、イヌイットの作家Helen Roseの壁掛け、「アイスホールで釣りをする母と子」です。
厚い氷に穴をあけて釣り糸をたらす母、母に背負われ毛皮のコートから顔をのぞかせている子供、イヌイットの冬の風景ですね。
北極の動物の毛皮で縁取られたコートが母と子を厳しい寒さから守っています。
Helenは1959年生まれで、縫物を始めたのは8歳からということです。
50年のキャリアをもつ大ベテランです。
Helenは、「私は縫物が大好き。はさみは私の鉛筆と同じ。絵を描くようにはさみを使うの」といいます。
イヌイットの風景をイメージしながら、はさみを入れるHelen
そこで生まれそこで育ち、50年連綿と続く時間を布で風景を描いてきたHelen
この力強さに圧倒されますね。
彼女の息子は、彼女が作ってきた壁掛けの中の一人一人に名前をつけていたそうです。
その小さなエピソードにさえ、Helenの暮らしが見えるようです。
母の表情、子供の好奇心、跳ねる魚、厚い氷、家で待つ家族の顔さえ浮かぶ、これはHelenの上を流れていった風景の1シーンですね。
それは誰もが持つ原風景を(全く違う暮らしをおくってきたにもかかわらず)思い起こさせ、私たちの心を揺すぶります。
もちろん、その技術の確かさは言うまでもなく。
 
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クイルピアス

久々のポーキュパインクイル細工のピアスです。
ベースは鹿革。
この色使い、モリー・マーフィーのセンスですね!
伝統的な細工なのに新しいのは、彼女の感覚の新鮮さからくるものですね!
とても軽くて、約3cmと大ぶりなのに上品。 おすすめです。
 
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ジグザグ クイルワーク アムレット

ゴールデンウィークも終わり、一日一日夏の気配が濃くなる季節です。
 
先だって更新したのは、Fullクイルのリザードアムレットです。
トカゲの背の部分はすべてソーイングクイルで伝統に則った作品です。
ジグザグテクニックのクイル、フリンジはキャンバス地にラッピングクイル細工で、昔の居留地時代から見られる方法です。
こうして手にれてみたら、身近に感じてしまうけれど、じつはサウスダコタ州でさえなかなか見つからない作品です。
 
私は、店を始めて22年、ラコタに通いました。 そしてラコタならではの作品を探し手に入れてきました。また手に入れるよう努力してきました。
 ある年は新しいアーティストに出会い、これを機に彼の作品を入れ続けよう、また彼に頼めばいくらでも作ってくれる、心強く前途は洋々!と思いました。
ある年は目を見張るようなアンティークと出会い、このような作品を手にするノウハウを得た!と思いました。
でもそのどれもがやがて手にするのさえ、連絡を取るのさえ困難になっていきます。
バッファローを追ってキャンプを移るように、どこかへ行ってしまうのです。
これをラコタ族に関わった醍醐味というのかなあ。。
若かったころは体力にまかせて野営地を探して追っていったけれど、今は同じような真似はできなくなってきました。
だから、このジグザグクイルのリザードも、これを仕入れたノウハウも、またどこかに行ってしまうんだろうと思います。
でもこの素晴らしい作品が一度は私のもとに来てくれてよかった!と思っています。
 
う~ん、ラコタアートの醍醐味のなんたるかを私は嗅ぎつけてますよ!この22年で。
ずいぶん遅い歩みかしら。
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Gouglas Fast Horse ライフルケース

久しぶりに、ラコタ族ビーズワーク界の重鎮ダグラスファーストホースの工芸品のご紹介です。
現在はビーズワーク制作はほとんどやっていないようですが、全盛期は精力的に大作に挑みました。
このライフルケースもその中の一作です。
制作は1999年から2000年にかけて、ダグラスの中では滅多にないライフルケースという素材に挑みました。
革は経年による変色やスレなど見られますが、それもまた作品に凄みを与えているように思います。
 
この、ビーズライフルケースという作品はビーズワークの中でもとても珍しいものです。
私自身も、これ以前、またこれからも、こういったアイテムは入荷できると思っていません。
このライフルケースは、表、裏面ともファーストホース家の伝統デザインでビーズ刺繍されています。
最近は泥臭い大作が少なくなってきました。
ダグラスファーストホースのような作家を一徹なラコタの職人というのだろうと改めて思います。
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エルクアンテラー ネックレス

写真はシャイアンリバー・ラコタ族 Ray Dupris作の、エルクの角で作られたネックレスです。

イーグルやフェザーのインレイはレッドパイプストーンとブラックパイプストーンです。

シャイアンリバー居留地は、オグララやブルーレの居留地より北部にあって、どの居留地とも違った雰囲気があります。さらに北にスタンディングロック、もっと北上してマンダンまで、延々車で走ったことがありますがどの居留地にも違う表情があって興味深いです。シャイアンリバーはちょっと風来坊な雰囲気だと思いました。
私の中では、強いオグララ、静かなブルーレ、やんちゃなシャイアンリバーというイメージです。ごく個人的な感想ですが。

Rayはシャイアンリバーで子供たちに工芸を教えています。
あの活発でにぎやかな子供たちが、ラコタアートを牽引する日が楽しみですね!

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Travis Harden アクリル画

八王子でも雨が雪にかわって、見上げれば白く重たい冬空です。

寒い冬はずっと暖かい部屋にいることが多くなりますね。

そこで、今日はTravis Hadenのアクリル画の紹介です。
アメリカではよく部屋の壁に気に入りの絵を、写真立てには家族の写真を飾っているのをみかけます。

ラコタでも、飾ってますね。絵とか、ミニチュアの工芸品を入れた額とか、または、そのまま大掛かりな工芸品であったりとかを。

その家の暮らしや家族の日常が垣間見えて、見とれたりします。
ラコタは、冬はとりわけ、厳しいものですから一日中家にこもっていることも多くなります。
そういった壁の装飾は長い冬の暮らしを少し暖かくするのでしょう。

このTravis Hardenの絵は、馬を従え、平原を駆ける戦士を描いたものです。
平原と星空を繋ぐように架かる朝焼けも、馬にのったラコタの気持ちを高揚させるものですね。

2枚は連画で、15cm各とサイズが小さくて、それがまたいいです!

目をやる都度に気持ちがほぐれる、貴重な時間を与えてくれる、絵というのはそんなものかなと思います。

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ラコタ ウォーリアー Doll

作者 Ina Sounding Side ラコタ族

鹿革のラコタウォーリアードールです。
ワーシャツ、レギンス、ブリーチクラウト、それに青と白、赤のラコタカラーのビーズ刺繍。
高さは18cmほどのウォーリアーの黒髪はホースヘアーです。

素朴というだけでは物足りない、力強さがありますね。
Inaは作家というには作品数が少なく、「作り手」というほうがしっくりきます。
居留地内でやりとりされる作品には、このような作り手によるものがあり、稀に手に入れることができます。

私は以前、1800年代~1900年代に撮られたモノクロ写真を見せてもらったことがあります。
それは市井のラコタ族で、有名なチーフでも正装をした写真でもありませんが、確かにその時代を生きた人でした。
このラコタドールを見てそのことを思い出しました。
有名な作家でも豪華な細工でもない、居留地の中で手渡されていく工芸品と、そのオリジナル写真に写ったラコタ族を重ね合わせてしまいました。
私の知りたい「ラコタ」の姿であったからだと思います。

う~ん、いい作品ですね!

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Paul Goble氏の訃報に際して

このブログでも、リトルコヨーテのホームページでも、ポール・ゴブル作のポスターは2016年最後の更新でした。

そのポール・ゴブル氏の訃報を受け取りました。

ポール・ゴブルは、プレーンズインディアンの長老たちから聞いた話や神話に挿絵を描いているイラストレーターでした。
彼の描く絵は、抒情詩のようでした。
パウワウのドラムや、古い言葉の音楽のようでもありました。

私の手元にある絵本はページをめくり過ぎて反り返ってしまうほどです。絵本の後ろの方のページに、1959年に、Edgar Red CloudとPaul Gobleが並んで映っているモノクロ写真が載っていました。
まだ若いアメリカ青年ポール・ゴブルが照れたようにはにかんでエドガーの脇に立つ、その後ろにはたくさんのティーピーと古い型のアメリカ車が映っています。

ネイティブアメリカンに惹かれたアメリカの青年の半世紀にもわたって描き続けられた絵に世界中が魅了されました。私もそのひとりです。

Paul Goble氏の訃報に際して、深く哀悼の意を表します。

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