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100%LAKOTA

常々、ラコタの人ってパフォーマンスがうまいなぁ、と思う。

新しいアーティストに初めて出会うとき、彼らはいかに自分がすばらしいかを熱く語り、アートに対する、またラコタの文化に対する真摯な想いを切々と述べる。

「かっこいいラコタ」を前面に出し、それがまたサマになって、惚れ惚れする。

コーヒーで染みの出来たTシャツも、少々メタボなお腹さえ「ああ素敵」と思わせるんだ、これが。

なんてのが、第一印象なんだけど、だんだん親しくなってくると違った彼らが見えてくる。

日本人だって、ラコタだって、相手を知ってくれば、弱みも見えてくるだろうし、愚痴も聴いてほしくもなるし、「大変だけど頑張ってみようや」って励ましあったりもするようになる。

そこからが、楽しい!

そこからが、本当にかっこいいのに。

家族を守り、友人を想い、自分の血に誇りを持って、しかし貧しく、お調子者で、愛嬌があったら、もう好きにならずにいられないでしょう?

たとえばウーンデッド二ーに向う道、パンクした車の中で携帯もなく近くに民家もなく、いつ通りかかるとも知れない車を待っているインディアンが、同乗の奥さんと一緒にわははと笑い話に興じている。

偶然通りかかった私は、その馴染みの顔に、思わず車を止めた。

そうして、一番近い家まで彼らを乗せて、電話を借りて友人を呼んだ。

あんなに楽しそうに、日の暮れるまで、埃だらけの動かない車の中で何も気に病むことなく、「なんとかなるだろうさ。だってほら、なんとかなっただろ?」って。

Rapid Cityの友人に後でその話しをしたら、「あれであいつは、シッティングブルのひ孫なんだぜ」

たとえば私がもう痺れをきらせて、この温厚な私が少々キレかかって、ずーっと以前からオーダーしていたランス(槍)を取りに行った家の前で、揺りいすに腰掛けてコーヒーでも飲みながら言う。「実は、ヨーロッパから槍のオーダーが100本あって、君のオーダーになかなか取り掛かれないんだ」

「槍が100本??そいつぁすごいじゃない!ヨーロッパでも有名なアーティストなのね」

「まぁな、他にワーシャツが50着と、サドルも50だ」・・なわけ、ないでしょ?

そうそう、この写真の名刺は、あるラコタアーティストが一時期使っていたもので、面白いからとっておきました。

「100% LAKOTA」って、この真っ直ぐなコピーが、100%ラコタっぽい。

ちなみに彼のクイルワークは、華美でなく、素朴でありながら秀逸。

Viccathy_3

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