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2012年2月

ネイティブ アート

絵本作家(代表作100万回生きた猫)、作家、エッセイストとして知られる佐野洋子さんの本を読んでいます。

その中に、興味深い記述をみつけました。

アメリカに行った際、先住民の描いた絵をみつけたときの記述です。この絵は、おそらくプレーンズインディアンのものと思われます。

以下は佐野さんが書いた文章を書き写したものです。

「いつかアメリカで、アメリカ先住民が150年以上前に描いたという絵を見た。

ヨーロッパ人から誰かが紙と鉛筆を手に入れたらしく、ノートの綴じ目がブツブツとあって、しみなんかもたくさんついていた。

先住民はそれに、白人との戦争の絵を描いていた。

すごく下手で、すごくいいのだ。

血なんかがピューピュー飛び散っている。 馬に乗っている先住民は、体の中を鉄砲の弾が突き抜けていっている。  馬はまゆ毛がある。 白人の体には矢がはりねずみみたいにつきささっている。

それが実に静かで、ひっそりとしているのだ。

古道具屋の額の中に入れて売っていた。  連続絵なのだ。

私の有り金全部はたいても連続絵は買えなかった。

一枚買っても仕方ない。 私は未練たらたらで絵の前を離れた。

それまで私は絵を買うという事を一度も考えたことがない。

家に絵を飾るということは決してない。

すごい絵は美術館でみるのが一番良いのだ。

私はあの先住民の描いた戦争の絵を買ってどうするつもりだったのだろう。 どうしてほしかったのだろう。

今考えても又見たいのだ。

考えてみれば先住民と白人の戦いは血なまぐさい、深刻なものだったにちがいない。

そして、それを下手くそな絵で描かずにいられなかった先住民の思いというものは私なんぞの考えが及ぶところではないだろうと思うが、描かれて血がピューピューと飛び散っている絵は、見るとフ、フ、フ、と笑いたくなってしまうのだ。

ナイーブアートというものは、どこかでフ、フ、フ、と笑って感動してしまうものをいうのですね。

それがどんなに楽しいテーマでも、どんな陰惨なテーマであろうと。」(新潮文庫 佐野洋子著「覚えていない」より抜粋)

夜中にこの文章に行き当たり、私もフ、フ、フ、と笑ってしまいました。

そして、私が出会い購入を断念した高価な絵を、また思い切って手に入れた愛着の一枚を目の前にしたときの感動をまた思い出すのです。

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ゴールド ウルフ シリーズ

昨日に引き続き、Paul Szaboのジュエリー、Gold Wolfシリーズ(リング、バングル)を追加更新しております。

シンプルで上品、かつ存在感あり! たくさんの皆様に支持をいただいて長い間愛されているPaulのGoldのシリーズです。

Wilfr2

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Gold Wolf ピアス

本日は、Paul Szaboの 14Kゴールド ウルフ ピアスを追加しました。

Paulの作品は実は久しぶり入荷なのです。

昨年12月から体調をこわして入院し制作を休んでいたようです。

でもこの新春の復帰! よかった~! 

私自身、絶大な信頼をおくラコタジュエラーの復帰、実に喜ぶべきことです。

今日は ゴールドウルフのピアスです。 シンプルでCoolです。

Wolfer

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Mike Haskell ラコタ ライフ

本日は、Mike Haskell作、ラコタライフバングルを追加いたしました。

サイズは、女性用になります。(もしくはとても細い男性の方)

Mike Haskellは 安定感のある完成度の高いラコタジュエリーを作り続けるジュエラーです。

この“ラコタ ライフ ”は、”サークル オブ ライフ ”と並びMikeの代表作です。

ラコタインディアンにかかわる生物や自然現象、聖なる輪をあらわすメディスンホイールなど多彩に用いられています。

これらのモチーフはは、チップインレイ(パウダーインレイ)といって、石や貝をすりつぶして砂状にしたものを埋め込んで制作されています。

Mikeは、作品のどこかに自分のホールマーク、パイプの刻印を打ちます。

私はMikeの作品を手にするたび、ついこのパイプを捜します。居留地の空調のない工房で黙々と制作したあと満足の一息とともに打たれるこの印をみてにんまりとしてしまいます。

「これで、どうだ」というMikeの声が聴こえてきそうな気がします。

Lakotalifeb

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ブラック エルク作 Babyスターキルト

リトルコヨーテWEBに、Amanda Black  Elk作 Baby スターキルトを追加しました。

スターキルトは、セレモニーのGive Awayや、子供の誕生など特別な時に贈り物として渡されていました。 それは昔も今も変わらない伝統です。

このスターキルトは、黄色を縁にして鮮やかな配色で、サンバースト(日が差すこと)をあらわしています。

この希望に満ちた色合いは、誕生や結婚、新しい門出の贈り物にとても喜ばれそうです。

作者、Amanda Black Elkは、かの高名なラコタ族メディスンマンBlack Elk(Heȟáka Sápa ) (1863- 1950)の子孫です。

彼がオグララ ラコタ族のHoly Manとして生きた歴史を語ったものを、口述筆記した書籍、「Black Elk Speaks」(邦題 ブラックエルクは語る)は、伝説の名著と評されています。

Starquilt

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Waving クイル ブレスレット

HPにツイストのクイルブレスレットを追加しております。

レッドクラウド ファミリーの作品です。

通常、一本の細いブレスで仕上げるのですが、これは珍しい2本のツイスト状です。

配色は白をベースのトラディショナルカラーです。

鹿革の紐で結ぶので、手首のサイズ問わずご使用いただけます。

Quilledbrc

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Holed up

こんばんは! 

昨日のブログで、サンダンスツリーにとまるイーグルのペンダントの」ことを書きました。

う~ん、名文じゃない?と一人で酔って、Mikeに話したところ、あれにはタイトルがあって「Holed up」というそうです。

また、この作品が確かにMikeのラコタストーリーであることも再確認いたしました。

(サンダンスツリーというのは、私が他の作品と勘違いしていたようです。) 

今日はほんとは、クイルブレスレット、しかもツイストのクイルを追加したことを書く予定でしたが、ペンダントタイトルの訂正を本日の主題にさせていただきました。

昨日のブログをご覧になられた皆様、大変失礼いたしました。

Mikeにもごめんなさい。

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"サンダンスツリーにとまるイーグル” ペンダント

本日は、Mike Haskellのペンダントを追加しました。

スターリングシルバーとブラスで表現した、”Eagle on Sundance tree”ペンダントです。

悠々と羽を広げ、サンダンスツリーに向かい舞うイーグルは裏面に描かれています。

また、裏には赤い石がセッティングされています。

この、サンダンスツリー、サンダンスの儀式のために、儀式のグラウンドの運ばれてきます。 せーの!の掛け声とこもにグラウンドに立てられます。 神聖なサンダンスグラウンドです。

さあ、みんなはサンダンスの用意。一年に一度、暑い夏にラコタインディアンたちはジリジリ照り付ける太陽の下、サンダンスの用意です。

悠然とサンダンスツリーの枝から見下ろすイーグル。 皆の胸の中は誇りに満ち、興奮が大きく高まっていきます。

このペンダント、ラコタが作らなくて誰に作れと言うんでしょう。

あの興奮を作品に封じ込める術を知っているMike Haskellです。

Eagletreep

Eagletreeback_4

 

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許可証

1932年、狩りに出かけるためリザベーションを離れる許可証を見ました。

すご~い資料ですね。 

Department of Indian affairs という機関発行のものでした。

理由は、Hunting and buy some foodsと書いてありました。

期間は 2 weeks.

2週間の狩りと買い物のため、居留地から出ることに許可がいるなんて。

著作権のため写真を公表できませんが、インディアンの方が自宅で見つけたもののようでした。

その時代から100年経っていないのですね。

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ラコタ族と介護および看護

このブログをご覧になってくださっている数千人の読者の皆様。(いや、そんなにいないから・・・)

昨年10月から実家の母の看護および介護のため一時九州に帰省していることは以前にも書きました。 もう5ヶ月目に入りました。

東京の仕事をかなりの部分を「保留」にして、優先順位として看護を一番にしていることは私にとっては正しい選択だったと思っています。 それでも時々、看護の大変さに根をあげそうになったり、生活の糧の仕事を棚上げしたことについて大きな不安に押しつぶされそうになったりするときも正直あります。 私の脆い根性がこの二つのあいだで擦り切れそうになることもあります。 私の選択は正しいけれど楽ではないというやつです。

そこで、ラコタの場合は介護や看護ってどうするのだろう、と考えてみました。

ラコタはティーピーで暮らしていた昔から年長者を尊敬し大事にしてきました。 当然のように年老いた自分の親と同居したり、近くに住んだり、頻繁な交流を持とうと努めます。

決して自分の親に対して無神経ではありません。

これは、私の友人たちの場合は顕著です。 私は古き良きラコタの家族観を大切にする優しい良識ある友人に恵まれました。

この友人たちに限っていえば、介護とか看護に義務感という意識はなく自然にあたりまえのように受け取っている節があります。。

ラコタコミュニティーは、自分の親だけでなくよその年配者に対しても敬意を持って接します。 

ラコタ族は貧困や失業率、アルコールや薬物依存など、多くの問題を抱えていますが、この年長者に対する敬意は大きな美点として残されていると思います。

友人であり尊敬すべきジュエラー、Jhon Goes In Centerは、今、パインリッジリザベーションに住んでいます。

以前は、ラピッド シティに住み、ジュエラーとしても活躍しながら、ラコタ族のカウンセリングや文化の啓蒙をする団体(名前を忘れました)で働いていました。

ラピッドシティの彼の家では、Jhonはピシッとして清潔な似合いのシャツを着て、美味しい紅茶を入れてくれました。 そうそう、長旅で疲れた私を、バッファローシチューをこさえてもてなしてくれたこともありました。 清潔なキッチン、ふかふかのソファー、アーゲイトの並んだ出窓、どれもJhonにふさわしくおしゃれで優雅で憧れたものでした。

私は彼のうちを訪ねるのを楽しみにしていました。

ある日の買い付け前、Jhonからメールをもらいました。

「リザベーションに引っ越した」という内容のものでした。

Jhonの老いたお母さんの介護のためということです。

買い付けの予定はぎっちり詰まっていて、彼を訪問する時間がなくて、ラピッドシティで待ち合わせることにしました。

待ち合わせ場所にやってきたJhonは、陽に焼けて、遠路のせいか埃で白くなったジャンパーを着ていました。 優雅なJhonというより、リザベーションのJhonという感じです。 きっと介護のための忙しい日には糊のきいたシャツは邪魔になるし、陽の下で過ごすことも多いのだと思いました。

Jhonはあたりまえのように、街の生活を捨て、名誉な職も捨てました。選び取ったのは母親との生活です。

Jhonは楽しそうに居留地の暮らしを語りました。それからたまには、彼の家から臨んだ平原や明けの明星の写真を送ってくれました。またある日には、まだ明けきらない寒い朝に、玄関の前の椅子にかけて熱いコーヒーを飲むのが楽しみだということを話したりしました。

日本の暮らしと、ラコタの暮らしは大きく違います。 また個人のその時点の生活環境も非常に重要な問題になります。 どのような道を選択しようと、本人がよくよく考え抜いた末の結論ならその人にとって正しい選択であろうと思います。

昨年、この問題が自分に浮上したとき、実に慌てました。

頭の中では慌てて悩んでジタバタしているうちに、身体は九州行きの新幹線に乗っていたのでした。

「ほんとに大丈夫? 私、大丈夫?」と禅問答のように繰り返していました。

そのときに、そうだ、Jhonみたいに大自然の中で朝焼けを眺めながらコーヒーを淹れる生活ができるかもな?と思いつきました。

それがすごく楽しいことのような気さえしてきました。 あまり心配しすぎて、それ以上悩むことが私の脳の容量を超えたために脳が拒否したとしか思えません。

蓋を開けてみれば、「コーヒー淹れる時間があれば寝ていたほうがまし!」と情緒の欠片もない生活が始まるのですが、私の選んだこの時間は私に多くの充実した感情を与えてくれています。

おまけにまだまだ仕事も続けていけてるのですから、なんて欲張りで執念深くラッキーなのでしょう。

近日中にマイクハスケルのジュエリーが届くとわかっていい気分で~す;:゙;`(゚∀゚)`;:゙

 

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リトルコヨーテ

こんばんは!

リトルコヨーテ東京店(といっても東京店一店舗しかないんですけど、しかも小さいのが)の在庫がかなり少なくなってきている!と知らせを受けました。

東京と九州、日本は南北になんと長いことか。 私は一気に東京に数日だけ帰ることはできず、「あ、あ~、そうなんだ」と返事をしつつ、ラコタからの作品を首を長くして胃をキリキリさせながら待っている次第です。

すみません。 なんだか手が行き届いてないです。

しかししかし、今こちらに向かって送られているものがきっと、あるはず!!!

う~ん、身体が三つほしいです。 

さあ、考えろ考えろ考えろ、だれかラコタに頼りになるやつがいるだろう?

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KILI RADIO

パインリッジ居留地に、インディアンラジオ局 KILI RADIOがあります。

これは、youtubeの動画です。

映りも悪くてブレブレだけど、車でKILIに向かう道すがらの風景が見れるので貼り付けました。

車内から映しているのに、車のウィンドウが汚れているので外が見えにくい。。。

でも、ああ、この道この道!というので、私は楽しんでしまいました。

このラジオ局は、パウワウ開催のお知らせや、パインリッジの学校行事、村の冠婚葬祭、世間話などが多く、子供たちが原稿を読み上げていることもあります。

DJの話しぶりは、ほんとにラコタっぽい! 

ラコタの人は、こんなふうに訥々と遠慮がちに英語を話す人が多いのです。

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看板

日本中、寒気に覆われて北の地方では大雪が降っています。

ここ大分県南部も、先日は雪が降りました。 横殴りの雪はとても珍しいことです。

ところが、サウスダコタは今年は穏やかな冬のようなのです。

もうこのまま春がきそうだなんてメールも届きました。

今、弟の友人に「リトルコヨーテ」の新しい看板を制作依頼しています。

この人は、福岡香椎にあった旧店舗「Garage」の看板やガラスケースを作ってくれた人なのですが、今はバイク修理に凝っていて、看板はちっとも進んでいない様子です。

材料の木材はどこかそこいらにあると言っていました。 山? そこいらって?

ほんとに完成するのかなあ、どこでもラコタ族同様、私をちょっとばかりヤキモキさせる人はいるものです。

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